【ネタバレ注意】ダンダダンの世界観とは?複雑な設定を読み解く!

漫画

圧倒的なインパクトを誇る作品として有名なダンダダン

その面白さの根底には複雑な設定が絡んでいます

今回は、ダンダダン読者の皆様にわかりやすいよう、この漫画の世界観について整理していきます!

ダンダダンの世界観

それでは早速、ダンダダンの世界観に関して触れていきましょう!

二人の主人公

綾瀬桃(あやせもも)

まずは一人目の主人公、綾瀬桃(あやせもも。以下モモ)です

硬派な男が好きで、大の高倉健ファン

後述する主人公ほど強い思いはありませんが、霊媒師である祖母の影響もあって幽霊の存在を信じています

おちゃらけているようですが気が強く、男勝りなところがあります

それが彼女の強い精神力を支えているのでしょう

宇宙人の存在を信じておらず、もう一人の主人公と宇宙人の存在について争っているうちにキャトルミューティレーションされました(※キャトルミューティレーション:宇宙人によって誘拐されること)

誘拐された彼女は、宇宙人によって脳を活性化させられたことで超能力に目覚めました

以降はもう一人の主人公とタッグを組みながら、さまざまな騒動に巻き込まれつつそれらを解決に導こうと行動していきます

高倉健(たかくらけん。通称オカルン)

次に二人目の主人公、高倉健(以降オカルン)です

オカルンは大のオカルトマニアであり、宇宙人やUMA、UFOなどの存在を強く信じています

彼が宇宙人の存在を信じる理由は、地球で友達がいないから

孤独に過ごしていたオカルンは、クラスメイトからもいじめられていました

そんな彼は、ひょんなことからモモと友人関係に

オカルンは幽霊の存在を信じておらず、モモに促されるまま入った「幽霊が出るトンネル」ターボババアという幽霊に呪われてしまいます

以降は暴走のリスクを抱えながら生活していくことになります

ちなみにオカルンというあだ名は、モモが「高倉健」という単語に弱いからつけられたものです

「ダンダダン」における幽霊

「ダンダダン」における幽霊のイメージ自体は、ごく一般的なものです

死者の強い怨念が個人への執着や土地への執着を生み出し、そこから恨みの怨嗟が生まれる・・・

それはもはや災害に近しいです

彼らには人を襲う基準となる「地雷」のようなものが存在し、そこを踏んでしまうと一般的な人間は襲われるor呪われてしまいます

彼らが人を襲う基準は様々でして、一応例を示しますと

  1. 生命力の強い人間
  2. 自分のことを認識した
  3. 自分の縄張りに土足で踏み入った
  4. 自分の器としてふさわしいと感じた etc・・・

ただ、元が人というだけあって彼らには人を襲う強い動機があります

その「裏事情」を知った時がまた泣けるんですよ・・・

「ダンダダン」における宇宙人

この世界における宇宙人は「技術力が異様に発達した人々」です

技術が発達しすぎて、クローンによる単為生殖で完結している完全生物なのです

しかし・・・クローンの量産をしすぎて、彼らには遺伝子による個体差が全くありません

よって、彼らに待ち受けているのは生命としての停滞

進化の可能性を求め、地球人と交配しようとしているのがこの世界における宇宙人という存在です

まだ宇宙人に関しては掘り下げがはっきりされておらず、オカルンのイチモツを狙う変態扱いされています笑

宇宙人と幽霊の関係性

この漫画における彼らの関係は「相容れない敵対者」です

まあぶっちゃけ幽霊は敵とかあまり気にしてませんが

宇宙人たちは地球を手に入れようと様々な手段を講じるのですが、地球中に点在する幽霊などの怪異と呼ばれる未知の存在が、図らずも彼らを撃退することで地球を守っています

宇宙人も幽霊も人間の敵ではあるんですが、幽霊は地球の守護者としての側面も持ち合わせています

なので、この漫画では必然的に幽霊のパーソナリティを掘り下げることが多いんですね

ちなみに宇宙人で主人公たちから寄り添ってもらえているのは今のところたった一人不憫

まとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?

ダンダダンの複雑な世界観を1から理解するのはなかなか難しいですよね

本記事が皆様のより良い漫画ライフの一助になれたのであれば幸いです!

以上、らっしー(twitter @rassi_blog)でした!

「ダンダダン」はこちら

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