こういった方向けの記事となります
2022年7月にアニメ化が決定し、今かなり勢いのある「よふかしのうた」
YouTubeでpvが流れてきて知ったという方も多いのではないでしょうか?
今回はよふかしのうたが面白いのかを読者の意見を交えながら筆者の所感を語っていきます
よふかしのうたの評価
よふかしのうた1巻の評価
booklive 星4.6 (全86件)
めちゃコミック 星 3.6 (全32件)
Amazon 星4.6 (全757件) (2022,6/15 11:13時点でのデータです)
書籍サイトでの評価はこんな感じですね
評価の絶対数の多いAmazonでかなりの高評価を得ています
読者の視点から見ても面白いといった意見が大半を占めていますね
多数の人々からの注目が集まっているからこそ、批判的な意見も現れてきます
良くも悪くも注目を集めている作品と言えますね
面白い派の意見
キャラが魅力的
よふかしのうたのキャラに惹かれたという意見は多いですね
コトヤマさんが描くキャラは人を引き込む良さを持っています
絵が綺麗
コトヤマ先生は画力がかなり高いです
特に背景を描いて映えさせることが非常に上手いですね
夜というテーマ+コトヤマ作画での街並みが最高に相性が高いです
夜の鉄筋コンクリートの冷たさや、異常に輝きを放つ自動販売機
その町の様子が伝わってくるようです
物語に共感できる
「よふかしって楽しいよなぁ」
「深夜にやるネットサーフィンがたまらないんだ」
「深夜アニメが最近の生きがいになってるわ」
みなさんはよふかしの良さを知っているはず
僕が初めて夜更かしをやったのは中学生の頃でした
初めて夜に外に出て、散歩をした時のあの感覚
この作品は、その高揚感をあらためて思い出させてくれます
生活する上で身近にある「夜」をテーマにしているからこそ、共感できることが多いのもこの漫画の特徴です
吸血鬼という存在
この作品における吸血鬼は結構特殊です
この世界における吸血鬼は人が変化した怪物です
吸血鬼になった彼らはさまざまな力を得ます
ものをすり抜けることができたり、空を飛ぶことができたり・・・
吸血鬼としての特性である吸血行動や不死身にプラスしてこれらの力を得ます
定義的には比較的超人に近いですね
吸血鬼らしく日光が弱点であり、十字架の代わりの弱点として「人間の頃大切だったもの」に触れると彼らは弱ってしまいます
吸血鬼という種族に関しては吸血鬼自身も知らないところが多いので、彼らの謎を探るという点もこの作品の大きなテーマです
つまらない派の意見
テンポがゆったりしている
この漫画は序盤・中盤にかけて「よふかし」を中心に据えたストーリーのため、日常アニメのようなスローテンポな展開が続きます
この日常の中の特別な時間をじっくり・ゆったりと楽しむ感覚が合わないという意見がありますね
確かに夜や吸血鬼をテーマに据えた作品はスピード感のあるものが多いですね
夜が舞台の中心にある作品・・・頭文字Dや湾岸ミッドナイトなどのレース系作品
吸血鬼が出てくる作品・・・ジョジョの奇妙な冒険やチェンソーマンなど(チェンソーマンは悪魔だが、彼らは吸血行動や夜を好むものが多い)
過去の偉大な作品たちによって夜や吸血鬼の過激さが僕らイメージに刷り込まれています
夜には刺激を求める人も多いので、そういった方からは微妙に見えてしまうのでしょう
前作を引きずって読んでしまった
コトヤマさんは過去に「だがしかし」という漫画を連載していました(完結済み)
この作品もアニメ化されるほど人気だったので、このテンションを引きずって読んでがっかりしたという方もいるようです
だがしかしも比較的テンポはゆっくりした作品だったのですが、駄菓子をテーマに据えた非常に斬新な作品でした
よふかしのうたは比較的身近なものをテーマに据えているので、斬新さなどの側面で考えてしまうとだがしかしには及ばないところがあると言えます
まあ作品を比較すること自体あまり意味のない行為ですが
物語に一貫性がない
この作品は物語の展開がふわふわしています
ギャグ路線といえばそうではありませんし、バトル要素も序盤は薄めです
シリアスな感じで進むかと思えば案外そうでもありません
この物語が一体どこに向かっているのかが序盤はわからないのです
だから読み進めるのがちょっときついという意見もあるようです
一応物語の中盤からストーリーそのものに大きな動きが出始めるので、そこの辺りから物語に一貫性が出てきます
つまらない派の意見の共通点
これらの意見の共通点は全て物語の序盤に関する批判だということです
キャラの魅力や画力といった点に関してはあまり批判がないですね
周囲の高評価によってハードルが上がってしまったというのも要因です
中盤・後半になるにつれてどんどんテンポも上がり、物語に大きな動きが出てきます
こういった批評は中盤以降はあまりみられませんね
これらの意見を取り入れたのか、それとも元からこの展開になる予定だったのかはわかりませんが(多分後者
最新刊では序盤では思いもよらないような展開が待ち受けています
よふかしのうたを無料で見られるアプリ
よふかしのうたはサンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読むことができます
こちらのアプリは小学館が公式で出しているものなので、安心して読むことができます
まとめ
結論を話すとよふかしのうたは面白いです
序盤の展開が主に好みが分かれる部分になってきますね
それ以降はあまり批評も多くないようです
だがしかしやコトヤマさんのイラストが好きという方、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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