
CoCのキャラメイクしてるけど、SIZごとの身長ってどんな感じなの?

そもそもSIZって何に使うの?
こんな方向けの記事となっております
みなさんこんにちは、管理人のらっしー(twitter @rassi_blog)です!
キャラメイクをやっていると、EDUとかINTとかよくわからない値がたくさん出てきますよね
これらの値の中でもSIZの意味するところはわかりやすいんですが(値によってキャラの体格を決めるだけなので)
値ごとの身長や体重がわからん!ってなるんですよね
今回はそんな方向けにSIZによる体格の一覧表も作りましたので、見ていってくださいな
・SIZの値による体格の目安
・SIZが探索に与える影響
SIZって何?
決定方法:6版=3D6 7版=3D6×5
探索者の体格を表す値です
この値が大きければ大きいほど身長・体重が大きくなっていきます
探索者の体格の大小は近接格闘に大きな影響を与えるので、探索においてあなたの探索を妨害する敵が現れた時や、目の前の鍵付き扉を破るためにタックルするときなどにこの値を参照することになるでしょう
ちなみに平均的な身長・体重を表す値は13
卓によってはSIZは身長のみを決める値で、体重にはCONやSTRを参照することもあります
シナリオや時間の経過による体重の増減もこの値の増減で表すことが多い印象ですね
値による目安
SIZ(6版) | SIZ(7版) | 身長 | 体重 |
3 | 15 | 120~125 | ~30 |
4 | 20 | 125~130 | ~30 |
5 | 25 | 130~135 | ~30 |
6 | 30 | 135~140 | ~30 |
7 | 35 | 140~145 | 27~38 |
8 | 40 | 145~150 | 38~41 |
9 | 45 | 150~155 | 41~49 |
10 | 50 | 155~160 | 44~52 |
11 | 55 | 160~165 | 47~56 |
12 | 60 | 165~170 | 50~59 |
13 | 65 | 170~175 | 53~63 |
14 | 70 | 175~180 | 56~67 |
15 | 75 | 180~185 | 59~71 |
16 | 80 | 185~190 | 63~75 |
17 | 85 | 190~195 | 68~79 |
18 | 90 | 195~ | 72~83 |
これらは日本人の体格をベースとしています
平均身長・体重を表す値が13なので、他の国の探索者を作る際には13を基準にしてみてくださいな
世界の平均身長をまとめたサイトがあったので、下に貼っときますね
SIZは戦闘に深く関わる
SIZはダメージボーナスやビルド、戦闘マヌーバーなどの解決に必要な値でもあります(ビルドとマヌーバーは7版のみの要素)
これらはほとんどが戦闘に関する値であり、どれもSIZが関わってくるわけですね
ここからはSIZによって決定される値、処理方法に関してみていきます
耐久力の決定
決定方法
6版 | CON+SIZ÷2 |
7版 | CON+SIZ÷10 |
こんな感じで探索者のHPを決定します
SIZが大きいと毒の回りが悪くて生き残ることができたりするのでHPがあがるんでしょうか?
体格によるタフネスを表すためにSIZを参照するのかもしれませんね
ちなみにCONは探索者の体力を表します
HPは打たれ強さを表し、CONは健康さや毒耐性などを表現しているので、体力としての意味合いが違ってくるわけですね
ダメージボーナス・ビルド(ビルドは7版のみ)の決定
決定方法:STR+SIZ
ダメージボーナスはその名の通りのものです
体格やその人のパワーによる攻撃力の変化を表しているわけですね
ビルドは7版から追加された属性のことで、より戦闘に臨場感を持たせるためのものです。相手に組技を仕掛けた際の体格差による有利・不利などを表す時に使われます
ビルドは戦闘マヌーバーの処理を行う際に使用する値です
マヌーバーを行う際に自分と相手のビルドを比較して対抗ロールを行うわけですね
相手から武器を取り上げる・敵の所持するキーアイテムを奪い取るなどの行為が該当しますね
これらの行動をKPに申請し、その後敵のビルドとの対抗ロールが始まります
ダメージボーナスの一覧表
6版(STR+SIZ) | ダメージボーナス | 7版(STR+SIZ) | ダメージボーナス | ビルド |
2~12 | −1D6 | 2~64 | −2 | −2 |
13~16 | −1D4 | 65~84 | −1 | −1 |
17~24 | +0 | 85~124 | +0 | 0 |
25~32 | +1D4 | 125~164 | +1D4 | 1 |
33~40 | +1D6 | 165~204 | +1D6 | 2 |
205~284 | +2D6 | 3 | ||
285~364 | +3D6 | 4 | ||
365~444 | +4D6 | 5 | ||
445~524 | +5D6 | 6 |
MOV(7版のみ)の決定
決定方法: DEX(俊敏性)とSTR(筋力)をSIZと比較
探索者が1ラウンド=12秒間の間にどれだけ移動できるのかを表す値です
実際に移動できる距離はMOVの5倍です
元々6版では1ラウンドに全ての人が同じ程度動くことができたのですが、7版ではどのくらい行動できるかが探索者のSTR(筋力)、SIZ(体格)、 DEX(俊敏性)のバランスと年齢に影響を受けるようになりました
体格が大きすぎると動きが鈍くなっちゃうんですね。この影響で7版ではSIZが高いほど良いとも限らないという形になりました
MOVの値の早見表
STR・SIZ・ DEX・年齢 | MOV |
DEXとSTRが共にSIZより小さい | 7 |
STRか DEXのどちらかがSIZ以上ある、もしくはこれら3つの能力値が全て等しい | 8 |
STRと DEXの両方がSIZより大きい | 9 |
年齢が40代 | MOV−1 |
年齢が50代 | MOV−2 |
年齢が60代 | MOV−3 |
年齢が70代 | MOV−4 |
年齢が80代 | MOV−5 |
SIZが探索にもたらす影響
体の大きさは案外探索に影響を与えます
例えば体が大きければ遠くを見回すことができたり、小さければそれだけ狭い道を通り抜けることができたりしますね
この章では、SIZが大きいことによるメリット・デメリットを3つずつお話ししていきます
デメリットに関しては体格が大きすぎることによるものをつい最近体験したので、参考になるかと思いますよ〜!
SIZが高いメリットその1:体力がある
体格が大きければ大きいほど、その探索者はタフネスがあります
体力に恵まれている探索者は、登攀を長時間行うことができたり、他探索者やNPCが高い壁を登ることを補助できたりします
なので大きな壁がある侵入箇所なんかはこういった探索者がいると便利ですね
SIZが高いメリットその2:格闘で便利
SIZが生きてくるのは主に戦闘局面
特に対人戦の場合、イニシアチブを握られて先にこぶしで攻撃されたとしても反撃で組み付くこともできます
体格が大きいと、戦闘でとることの出来る選択肢が非常に増えますね
SIZが高いメリットその3:体格・体力が求められる職業が取れる
SIZが高いと、体格が求められる職業を取得できます
体格が良いととることの出来る職業はバスケ選手などのアスリート、後は自衛隊員などですね
体格の求められる特殊な職業は、その職業特有の技能を取ることができるメリットがあります
次からはデメリットに関してみていきましょう!
SIZが大きいデメリットその1:通れない探索箇所がある
体格が大きいと現れる壁が探索可能箇所の縛りです
大きいことで通れる場所があるとは言いましたが、それは逆も然り
小さい道などは通ることができないので、必然的に他探索者に任せるorライトで照らすなどして探索を行います
後者の方法をとった場合は得られる情報に制限がついてしまうのがネックですね
SIZが大きいデメリットその2:すぐ見つかる
体格が大きい探索者は潜入や尾行に向きません
敵のアジトに潜入する際には「隠れる」といった技能を使用することが多いのですが
体が大きすぎると技能にマイナス補正がかけられてしまうことがあります
すぐに敵に見つかってしまう→戦闘→仲間呼ばれるなんてことも
SIZが大きいデメリットその3:先手を取られやすい
SIZが大きいと動きが鈍くなりやすく、敵から先手を取られることがあります
これはMOVが実装された7版で主に感じるデメリットですね
対人格闘ならどうにかなるんですが、神話生物相手に先手を取られると致命的
速攻殺されてしまうなんてことも
6版でも、卓によってはDEXが同値の敵だとSIZを参照して行動順番を決めることがあります
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
SIZは戦闘局面では非常に重要な役割を果たします
どの能力値も高いことが一概に良いとは言えないのがまたCoCの面白いところですね
この記事を読んだあなたは、SIZに関してしっかりと理解できたことでしょう!
それでは、良いTRPGライフを!
以上、らっしー(twitter @rassi_blog)でした!
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